しずちゃん　ボクシングトレーナー梅津正彦さんと最後のお別れ

悲報が入ってからどんどん悲しみが色濃くなってくるのを徐々に感じます。

お笑いコンビ・南海キャンディーズの「しずちゃん」でお馴染みの山崎静代の専属ボクシングトレーナーでありアクションディレクターの梅津雅彦さんの告別式が29日、東京・港区の増上寺で執り行われました。

山崎が弔辞を読み上げました。

決して病は唐突に訪れたものではなく前々からしずちゃんは勿論のこと、周りの誰もが覚悟していたことだったのですがついにお別れとなってしまいました。山崎の悲しみの心中は察するに余りあります。

生前の梅津さんと山崎はボクシングの練習の一環として交換日記を行っていたそうなのです。関係者によると、今回の弔辞はその交換日記の最後のページにつづられたものなのだそうです。

「梅津さん。大好きです。もっとお話ししたいです。もっともっとボクシングを教えてほしいです。梅津さんとのボクシング練習ノートの交換日記に書く最後のページです」と切り出しました。

冒頭の文だけでも二人の信頼関係を感じずにはいられません。

その後も梅津さんから受けた指導に対する感謝の言葉を切々と読み上げました。

さらに「一生のうちにこんなにも深い、深い絆でつながれた出会いはもうないと思います。

この出会えた運命に感謝します。

ゆっくり休んでください」と語りました。

最後に山崎は「また落ち着いたら、ノートにお返事ください」と亡き恩師に呼びかけたそうです。

懸命な闘病生活を続けてきた梅津さんですが、残念ながら今月23日に悪性黒色腫のため44歳という若すぎる年齢で逝去しました。

謹んでご冥福お祈りいたします。