PSY（サイ）の新曲ミュージックビデオ放送禁止は無効だった？

韓国のラッパーPSYのPVにまた問題があったそうです。

圧倒的な動画再生回数を誇る大人気韓流ラッパー・ダンサーの「PSY」の新曲「GENTLEMAN」のミュージックビデオが韓国本国で放送禁止されていた問題で、放送可否を審議する際に独自規定に違反していたことがわかったそうです。

そのような珍事があっても低速することなく韓国外では再生回数を破竹の勢いで伸ばしているジェントルマンの放送禁止の決議ですが、実は無効だったかもしれません。

KBSのミュージックビデオ審議委員会は17日、ビデオの冒頭でPSYが「駐車禁止」と書かれた三角コーンを蹴飛ばすシーンに対して「公共施設物の既存」に該当するとして放送審議規定第33条に反するとして放送禁止の決定を下したのですが、この日の会議には何と審議委員がわずか3人しか出席していなかったのだそうです。

ミュージックビデオ審議委員会の規定によると、委員7人のうち過半数の出席、過半数の賛成があって初めて案件が議決されるため、この決定は定足数不足で無効だったことになるそうです。
これに対してKBSの関係者は25日に「手続きで一部問題があったのは事実」と認めました。

ミュージックビデオの放送可否についてKBSの番組制作陣から問い合わせが相次いだためにいそいで審議委員を招集したのだそうです。

会議には4人が出席する予定だったのですが1人が病院に行くために欠席してその委員は3人に全権を委任してあとで決意に同意したと説明しています。

再びミュージックビデオを再審議する方針を取るそうです。

PSYのPVが韓国内で放送されるのを快く思っていない勢力が、韓国国内にいるということでしょうか。

折角の韓国を代表する人気スターなだけに是非とも今度は放送許可が出ることを祈っています。