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さて、前回のエントリ『秋の夜長の銀座でのコンパ成果は!?まさかの逆転・・・?【前篇】』の続きであるが、ざっと流れを説明すると、コンパでカップリングした相手には帰られ、友人もいない状況で一人コリドーに舞い戻った俺。
せっかくのオールできる金曜の夜なのに状況は悪い。
さあここからどうする・・・
時間も時間なのでコリドーを行き交う人も少なくなってきている。
とりあえず、コリドーのストナンは避けて300円バーに行くことにする。
ここならば一人でもナンパはみんなしているので目立つこともなく気楽だ。
300円バーに入って中を除いてみると・・・
人少な!!
いつも22時くらいは外にまで人が溢れ返っているけど、この時間はこんなに少ないのか!と思い辺りを見渡すと、やっぱり男だらけ。。。
女性0.5に対して男性9.5くらいの割合・・・
冗談じゃなく本当にそんな割合だ・・・
しかも居る女性はほぼ男と喋っている。
尚且つ、ほぼ二人組の女性という構成。
俺一人で二人を相手に出来なくはないが、二人組に話しかけてその内の一人を持ち帰るのは至難の業。
(誰か二人組に一人で声かけてそのうちの一人と上手く帰れる方法あったら教えてください笑)
出来たとしても次回の飲み会の約束程度だろう。
この時こそゴレイヌの念能力を使えればと思ったことはない。
心の中で『ホワイトゴレイヌ』と呟いてもなにもでてこなかった。
この状況で取れる選択肢は二つ。
一つは同じように一人で来ている男に話しかけて、即興でコラボし二人組みに声を掛けるという案。
もう一つは一人の子を待つか、二人組が離れ、一人の状態となるまで待つという案。
まずは周りを見渡し、一人の男はいないかサーチするが、以外といる・・・
しかし、どれも戦力となりそうか怪しい・・・
むしろ足を引っ張られる可能性も捨てきれない・・・
ということで、二つ目の案である、とにかく一人でいる女性を待つこととした。
そう覚悟を決め10分くらい待っていると、なんと一人の女性が店に入ってきた!
神速で声を掛け、あっちで乾杯しよう!と促す。
こちらを一瞥して、コクリと頷く彼女。
そのときにきちんと顔を見たが、顔もなかなかかわいい!
ここを逃したら今日はもう無いという思いで全力を注ぐ。
さっそく乾杯して、一人で来た理由や仕事などの基本情報を確認する。
どうやら最近結婚を意識していた彼氏にフラれ飲みたい気分となり、フラッと一人で訪れたようだ。
仕事は夜のお仕事。
話を聞くと俺でも知っている有名店で働いているそう。
こんな子が一人で来ているなんて、なんてラッキー!!
300円バーでは話も早々に、コリドー通りでまだ空いている座れる店に移動。
そこで食事をとりつつ、あらかたお互いのことを喋り、そろそろ出るかという感じに。
会計を済ませ、おもむろに彼女の手を引いて外にでた。
手を繋いでも嫌がる素振りは全くなし。
よし。
ここで本日2度目の勝負にでる。
俺:『この後寝れるとこいこっか』
彼女:『いいよ~』
特に思考するでもなく、鼻の抜けたような声で了解を得られことに拍子抜けした。
どこに行くの?と尋ねられたので、新宿のホテル街かなと告げたが遠いから嫌だと断られ、結局彼女の家のすぐそばの六本木のホテルに行くことに。
俺:『相手が行くとこ指定するって、大丈夫か・・・これ、美人局じゃないよな・・・?』
俺のリスク察知センサーは若干作動したが、ここでビビるわけにもいかないし、そもそもなにもしていないし、無理に何かをすることもないのだから、恐れるものはなにもない。
そして、六本木の宿泊施設に到着し、部屋を取ろうとすると時間が遅いからか一番高い部屋しか空いていなかった。
が、仕方ない。
東京で遊ぶのに金が必要なのは分かっていたこと。
必要経費と自分を納得させた。
そして部屋に入り、あとはなし崩し的に・・・
こうして東京の夜は静かに終わりを告げた。。
結果、朝になって一緒に出てきたが、美人局のようなことはなく考えすぎであった。
最後の別れ際にLINE交換をして、本当の名前を知ることとなったのはウケた。
コンパの子に帰られたときはどうしようかと思ったが、諦めずに結果にコミットすることができた。
涼しくなってきた秋の夜。
東京のエキサイティングな夜が過ごせた1日だった。
最後まで何が起きるかわからない。
これが東京。