Sponsored Link
暑い夏も終わりだんだん過ごし易い気候となってきました。
世間のナンパ師もクリスマスに向けて動きが活発になってきている頃でしょうか。
本日はついこの前の金曜にの行われた飲み会の話でもしましょうか。
というところで、いつものように口調も変えて東京のリアルを綴るとしよう。
飲み会の場所は銀座で、人数は3 VS 3の6人。
お店はコリドー通りそばで雰囲気が良い個室がある、いつも予約しているお店。
相手は金融機関勤務1名、受付勤務1名、病院勤務1名の計3名。
大学時代の友人のようだ。
年齢は20代半ば。
こちらはいつものように私以外は金融機関勤務の2名だ。
この日は金曜だったが、久しぶりに次の日の予定がなく、オールできるので、友人たちにもその旨を伝えて覚悟を決めてもらっていた。
俺:『コンパで持ち帰りが無理でも、コリドー行って、コリドーが無理でも六本木いくからよろしく!!』
俺:『オールしたくない場合は、コンパで各自お持ち帰りできるような流れにもっていくしかないからね!!』
と自分勝手な都合を押し付けていた。
友人たちからは了解!最高のパスを出してゴールを演出してやるとの言葉が。
よし、頼もしい。
宴の開宴だ。
いつものように基本情報を引き出すためのテンプレ化したトークから流れるようにゲームへ。
クエルボゴールドにワインに、と酒量はガンガン上がる。
そして、時間は11時。
部屋の時間が来たので、チェックの前に友人がひとこと。
『じゃあ、この後は気に入った人同士で飲み行くことにしよう!』
という強引な提案。
『じゃあ、お前から誰と一緒に帰りたいか指さして!』
と、女性陣に考える暇を与えずに俺に話を振る。
俺はすかさず気に入った子の腕を取り、
俺:『じゃあかえろっか!』
女性:『え・・・』
そりゃすんなりOKが出るはずがない・・・
と思いきや、
女性:『うん、いいよ!じゃあ残りの友達は残りのメンズに任せたから!』
と言って、俺と二人で帰ることに快諾。。
・・・
しかし俺は知っている。
闘いがそんなに容易ではないことを。
オロチ独歩なみの経験値を有している俺には闘争がこんなに簡単なものではないということは十分にわかっていた。
俺にとっての最悪のケースはなんだ?
このまま二人で店を出て、結局なにもできずに帰られ、その頃には友人もおらず、一人で銀座に取り残されることだ。
そうなったらコリドーや六本木どころではない。
基本自分でナンパはせずに友人に任せたい。
一人でやりたくない。
そんな子供じみた思いから、店の外にでて即行で、今日は最後までいけなそうだから、どこかで時間潰して待ってって!!と友人たちにLINEを送っておく。
まあ、だがそんなLINEを送ったところで、オールが難しいと聞いていた友人たちが、どうなるかわからない俺の為に時間を潰してくれるわけはない。
むしろ、1対1で帰らせる状況をつくってくれたのだから上出来だろう。
俺が逆の立場ならそんなこと言われても100パー帰る。
そんなことはわかっていたが、残された4人で飲みに行って時間が潰れている可能性もあるので連絡はしてみる。
なかなか既読にならないから、こりゃ帰ってるなと思っているところで、案の定帰っているとの連絡が・・・
くっ・・・予想通り・・・
こりゃ厳しい闘いになりそうだ・・・
損切りするにしてもはやめに決断しないと、銀座にも人がいなくなり取り返しがつかなくなる。
そこで、眠そうになっている様子を感じ取った俺は、二人で入った二件目の店を一杯で切り上げて勝負にでることにした。
俺:『だんだん眠くなってきたし、そろそろでよっか!』
女性:『うん。・・・そうだね。』
こうして外に連れ出し、この後のことを切り出す。
俺:『じゃあ、どこか寝れるとこいこっか』
女性:『え・・でも明日早いし・・起きなきゃだめだから、今度にしようよ?』
俺は今日じゃなきゃダメなんだ・・・
俺:『俺も普段忙しいし今日がいいなー!ちゃんと朝は起こしてあげるから大丈夫だよ!』
女性:『でもほんとに明日があるし、今日じゃなくてまた今度にしよ!!』
もともと、みんながいた飲み会時点から俺も今日その日でいけるような感じではないと踏んでいたのでそれ以上のギラつきは抑え、損切りすることとした。
(そもそもこうやって、1対1で飲みに連れだせたことですらびっくりしていた)
俺:『わかったわ!じゃあまた今度だね!今日はありがとう!』
とタクシーに乗せ、俺はコリドー通りに踵を返した。
顔は修羅の顔となっていた。
続く