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宮崎駿監督が2008年7月に公開された「崖の上のポニョ」以来5年ぶりにメガホンをとった最新作「風立ちぬ」で、ヒロインの里見菜穂子の声優を女優の瀧本美織が担当したことが6日、都内で行われた会見で発表されました。
宮崎監督からアフレコを絶賛されていたことをこの日初めて聞かされた瀧本は「初耳でしたけど、凄く光栄です」と満面の笑みを浮かべて喜びの気持ちを述べていました。
作品への情熱から製作中はとても厳しい宮崎監督の姿をドキュメンタリーで視聴したことが数多くありますがその監督からの大絶賛にとても期待が高まります。
瀧本は今回がアニメ声優初挑戦という事なので、大役を務めあげたことに胸を張っていましたが監督からも絶賛の声とのことなので誇りを持っていいと思います。
歴代の名作「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」、「紅の豚」などの壮大な空の描写から感じることができますが、子供の頃から空に、そして飛行機に憧れたという宮崎監督の集大成ともいえる映画「風立ちぬ」。
主人公の堀越二郎の声をアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明監督が務めることでも話題になりましたが、相手役の菜穂子の声を射止めたのが瀧本美織でした。
ジブリ作品は勿論のことアニメ映画の声優も初めてだという瀧本美織。
関東大震災で二郎と偶然知り合い、10年後に運命的に再会し恋に落ちるも、やがて結核におかされるだろうというヒロインなのですが「最初に聞いたときには『とにかくホントにすごいこと。頑張ろう』と思いましたね」とコメントしていました。
しかし実は「一本釣り」で選ばれたことを瀧本美織はこの日初めて知ったのだそうです。
監督のなかでは里見菜穂子のイメージは瀧本美織で完璧に固まっていたのでしょう。
庵野秀明監督の演技といい、いまから公開が楽しみです。