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悲しいニュースが入りました。
俳優・映画監督の塩屋俊さんが5日の14時56分、急性大動脈解離のため、宮崎県仙台市内の病院で死去しました。
享年56歳でした。まだまだこれからという若き年齢で突然すぎる死に驚きが隠せません。
同日上映予定だった舞台「HIKOBAE」の最終稽古中に倒れ、搬送された病院で息を引き取ったそうです。
葬儀・告別式の日程は未定との事です。
突然と表記をしましたが、どうも所属事務所側にとってもそウだったようです。所属事務所によると、それまで健康状態に不安はなかったと述べられています。
大分県臼杵市出身の塩屋さんは、慶応義塾大学文学部を卒業し、大学に在学中に東京学生英語劇連盟の「モデル・プロダクション」に参加し、劇作家などを務める奈良橋陽子に師事します。
そしてニューヨークにある俳優養成学校のネイバー・フッド・プレイハウスのメゾット演技をレッスンを受け、以後国内外を問わずテレビや映画作品への出演を重ねてきました。
1980年に放送されたテレビドラマ「離婚ともだち」でデビューを果たし、NHK連続テレビ小説「おしん」、そして映画「釣りバカ日誌」シリーズなどに出演しました。
また、2001年には映画「6週間 プライヴェートモーメント」で監督デビューをして以降は映画監督としても活躍していました。
「ビートキッズ」や「種まく旅人-みのりの茶-」といった数々の作品を発表しています。1994年、「塩屋俊アクターズクリニック」を設立ししました。自身の俳優業と並行して後進の育成に力を注ぎました。
心からご冥福をお祈りいたします。