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日本映画に快挙のニュースが入りました。
第66回カンヌ国際映画祭の授賞式が現地時間の26日に行われ、福山雅治が主演した是枝裕和監督の映画「そして父になる」が審査員賞に輝きました。
審査員賞を日本人が受章するのは、1987年の三國連太郎監督の「親鸞 白い道」以来26年ぶりとなります。
上映後男泣きだった主演の福山雅治の感動と言ったらもう心情を表せる日本語がすぐに見つけることは出来なかったのではないでしょうか。
授賞式の壇上に立った是枝監督は、「ここにまたくるチャンスを与えて下さった映画祭と審査員に感謝いたします」とコメントしていました。
「一足先に帰った福山さんはじめキャスト、ここに来られなかったスタッフの皆さんとこの賞を喜びたいと思います」と述べていました。
「今回の父と子の物語を作るきっかけとなった生んでくれた父と母、そして僕を父親にしてくれた妻と娘に感謝します。ありがとう」ととても心暖まるコメントで締めくくりました。
受賞したことも勿論ですが、ここまで涙腺を緩ませるフィニッシュを果たすとは思いませんでした。
そして28日、是枝監督は凱旋帰国し、成田空港で喜びの会見を行いました。
審査員賞の賞状を持参して堂々の凱旋の様子の写真が記事に掲載されていました。
「こんなにたくさん集まるとは思わなかもっといい服を着てくれば良かった」と茶目っ気たっぷりなコメントをしていました。
審査委員長を務めたスティーブン・スピルバーグ監督から「作品を観て、賞から外すつもりはなかった、何らかの賞を与えようと思っていた」との言葉をもらったそうなのです。
やはり父と子の関係性をテーマにした映画はスピルバーグにささりましたね!
本当におめでとうございます。