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カンヌ国際映画祭から邦画の話題が絶えませんが、今回は監督からのニュースが入りました。
「悪の経典」「藁の楯 わらのたて」を手がけた三池崇史監督が、戦後日本を舞台にした映画「ジ・アウトサイダー」で初めてアメリカ映画のメガホンを取ることになったとDeadline.comが報じました。
「藁の楯」がカンヌ国際映画祭に出品されたニュースから間髪をいれずに三池監督の名前をこんなニュースと共に聞くことになるとは予想していませんでした。
「ジ・アウトサイダー」は第二次世界大戦中に日本の捕虜となったアメリカ人兵士が戦後、日本のヤクザ社会をのし上がっていく様を描いた作品だそうです。
空襲の深い傷跡、帰らぬ兵士、闇市に進駐軍が管理する占領下の日本、そして「ジャパニーズヤクザ」が登場する戦後の日本の混乱期をアメリカの目線からどう描くのかとても気になる作品だなと思いました。
そんな混乱の中で日本に生きるアメリカ人はまさに「アウトサイダー」なのでしょうか。
「ダークナイト・ライジング」などのトム・ハーティが主演を務め、撮影は来年初頭に日本で行われる予定だそうです。
プロデューサーには映画「マトリックス」シリーズのジョエル・シルヴァー、そして「ランナウェイズ」のジョン・リンソンなどが名を連ねています。
脚本はアンドリュー・ボールドウィンが手がけるそうです。
三池監督はVシネマの監督としてデビューしました。
特にホラーやバイオレンス映画を主とする監督なのでヤクザの世界で対峙していくということでとても期待大です。