Sponsored Link
長崎を舞台に、グループホームで暮らす89歳の認知症の母親との日常を描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」の主題歌を、歌手の一青窈が書き下すことが明らかになりました。
心身の健康の回復をを音楽の力で向上させる音楽療法を取り入れていることもあり、心の底から身体と共に癒される歌と歌詞が印象的な一青窈はうってつけの人物なのではないかと思いました。
音楽プロデューサーの武部聡志からは「一青の詞は日本一」と絶賛されています。
母と息子の交流を描いた本作において、今回のコラボレーションは「母親を見つめるむすこのまなざしに寄り添い、包み込むようなぬくもりを伝えられるのは一青窈しかいない!」というプロデューサーの熱い思いで実現したそうなのです。
どの年齢層であっても親子の姿を描く歌は確かに一青窈は最高の歌手だと思います。
一青窈は本作を「すべての母と子供に観てほしい映画です」と評すると「早くおうちにかえって 大事なだいにな宝もの、お話を聞きに帰りたくなるでしょう。生き抜くために必要な強さ、しなやかさをこの映画から学びました。素晴らしい映画に関わることが出来てとても幸せです」と感想を寄せています。
現在、日本で大変深刻な社会問題となっている高齢化、家族の介護を担う人は一体どのような心であるべきなのか一青の感想から早くも考えてしまいました。
一青が書き下したのは「霞道(かすみじ)」というかすみがかった道を母親の車椅子を押して進む息子の姿を髣髴させる楽曲に仕上がっているそうです。