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倍賞千恵子さんが勲章を受章しました。
政府は29日付で13年春の叙勲受章者を発表しました。
今回最高位の桐花大綬章には第80代内閣総理大臣を務めた羽田孜元首相が選ばれました。
そして女優の倍賞千恵子さんや演出家の鶴橋康夫氏、歌舞伎俳優の沢村田之助さんには旭日小綬賞が贈られました。
倍賞千恵子さんといえば「チコちゃん」の愛称で知られる女優・歌手で「男はつらいよ」のシリーズでお馴染みです。
ジブリスタジオ作品の「ハウルの動く城」では魔女の呪いで老婆にされてしまった主人公「ソフィー」の声を演じたことが記憶に新しく残っています。
「今も山田洋次監督の映画の撮影に入っていますが、このような栄誉をいただいて、気を引き締めてと思っています」と話していたそうです。
2011年10月に日本テレビで放送された「幸福の黄色いハンカチ」に出演した倍賞千恵子、71歳となってもまだまだその活躍は衰えるところはありません。
また日本サッカー界の国際的な渉外活動を長年務めてきた小倉純二前日本サッカー協会長は旭日中綬章を受けました。
プレーヤーとしての経験が皆無でありながら日本サッカー協会の首脳部入りを遂げた異色の経歴でありながらサッカー界への貢献は素晴らしいものがあります。
受章者は桐花大綬章が1人、旭日章が911人、瑞宝章が3187人の計4099人の方が受章しました。
大綬章は天皇陛下が、重光章は阿部晋三首相が5月9日に皇居にて授与します。
春の褒章受賞者はシンガーソングライターの松任谷由美さんとバレエダンサーの熊川哲也さんら20人が受章しました。
松任谷由美さんといいますと最近サントリー飲料「オールフリー」のCMにて「ルージュの伝言」が使用されていて懐かしくなってしまいました。