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前回は高濃度ビタミンC点滴についてですが、本日はキレート治療、またはキレーション治療についてです。
キレート(キレーション)治療はキレート剤と呼ばれる金を封鎖する成分を使用して体内に溜まった有害金属(ヒ素・水銀・鉛・アルミニウム・カドミウム等)を体外へ排出する治療の事です。
美容整形のクリニックではキレーション点滴やキレーション療法などといってアンチエイジングやデトックス用のサービスとして提供されています。
確かに体内に溜まった有害金属を外に排出してくれるなら、身体の内側からきれいになってアンチエイジングに効果がありそう・・・
しかし綺麗なバラには棘がつきもの。
キレーション点滴の危険性は?
キレーション点滴の副作用として挙げれらることとして、まず第一に有害金属と共に、身体に必須のミネラルも排出されてしまう可能性があることです。
この対応策としては、だいたいのクリニックでキレーション治療の一つとして必須ミネラルのサプリメントも処方されるのでこちらを摂取することで対応可能そうです。
必須ミネラルを具体的にいうとカルシウムだそうです。
確かにカルシウムならサプリで補給可能ですね。
もう一つは点滴中にだるさを感じたり、ごく稀に発熱や嘔吐などをしてしまう人がいるらしいのですが、こちらもキレート剤の分量と点滴速度をしっかりと守ることでほとんど防げるとのことです。
こればっかりはクリニックを信用するしかなさそうですね。
やってもらうなら、症例の多い病院に頼んだ方が安全そうです。
あとはキレート剤に対してアレルギーがある人も少数いるそうですが、他の薬でも同じようなことはありますし、大多数の人は大丈夫なのでそこまでの問題にはならないでしょう。
これらのことを総合して考えてみるとキレーション療法のリスクに関しては、しっかりと施術ができるクリニックであればそこまで高くないのかなという気になってきました。
キレート治療自体は50年以上も前からある古い治療法ですしね。
なにか問題があればとっくに問題になっていてもおかしくありません。
キレーション点滴の効果は?
キレーション点滴のリスクは低い、または回避することが可能とわかったわけですが有害金属を対外に排出することで、何に効果があると言われているのでしょうか。
効果があると言われているのが、まずは動脈硬化の予防です。
血液中に有害金属があることで、それらが活性酸素と結びついて血液が詰まりやすくなったりするらしいので、有害金属を除去してくれるキレート点滴は確かに効果がありそうです。
自閉症や、心臓病、アトピー等にも効果が認められると言っているクリニックもあるみたいですが、こちらは個人差もあり、一概に効果があるとは言えないようです。
少なくとも、自閉症でも心臓病でもアトピーでもない私にはあまり関係ありません。
私に効果があるとすれば有害金属を体外に排出することにより、身体の内側がきれいになること・・・
でもそれって目に見えていいことあるのかな・・・?
キレーション治療する前と後で体内に蓄積された有害金属の数値を比べることができるので、定量的に効果を実測することは可能ですが、それが見た目に現れて効果がみられるという可能性は低いでしょう。
といっても美容整形に関するような尖ったアンチエイジング法はだいたい効果の把握が難しいので、定量的に効果を把握できるだけでもいいかもしれません。
見た目に変化あろうとなかろうと、体内の有害金属が減っていることがわかれば身体によいということは確実なので、上記で記したようなリスクしかないのならやってみたくなってきました。
キレーション治療の値段は?
キレーション点滴を行う前にまず、血液検査で8000円前後、実際の点滴は1回1万円~2万円かかります。
また点滴は1回だけで終わりでなく、だいたい週一回で10回を1クールと考え、最低でも1クール(10回分の点滴)はつづけた方が効果が表れるそうです。
そうなると、サプリも入れて1クールだいたい、15万~25万くらいといったとこでしょうか。
・・・
ふむ
見た目に効果がでるかわからない割に高いですね。
身体にはよさそうですが。
でも15万から25万かかるなら、ほほに糸を入れるプチ整形をした方がほうれい線には効果がありそうです。
うーん・・・
施術するか悩ましい値段ですね。