ナイトライフ

先週のコンパ!帰るのも一苦労!これもまた東京


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最近怒涛のごとく更新しているが、目標は毎日更新としているから当たり前だ。

先週の飲み会の出来事でも紹介しよう。

曜日は金曜の夜19:00から新宿で。

相手は美容師2名に医療事務の子1名の3 vs 3のコンパ。

男のメンツは金融機関勤務1名、会計士1名である。

男の幹事からクラブでナンパした子でノリはいいということは情報としてインプットされていた。

ふむ・・・

最初からギア入れて飛ばすか・・・

ギアセカンド・・・

そんなことを考えていると程なく女性陣が到着。

・・・

あまり、テンションが上がる感じではなかったが、楽しければいいと頭を切り替えて決戦に臨んだ。

これ以上は語るまい。

さて、肝心のコンパ内容だが、仕事や好きなタイプなどテンプレ会話も早々に早速ゲームに入る。

今まで何百回と繰り返してきたルーティーンだ。

ノリが悪い子たちはそもそもゲームすら嫌がるが、この日の子たちは違う。

ノリノリでゲームをしながら、飲んでくれた。

ただ、ひとつ気がかりなことはあった。

金曜だが、女性陣は全員次の日に仕事があるということだ。

ノリはいいが、終電では帰るのかな・・・と若干頭を掠める不安があった。

まあ、俺自身も次の日は朝から予定もあるし、オールは避けたいとこであったが。

1次会でなかなか酒量を上げ、2次会はカラオケへ移動。

時間は22:00頃であった。

こりゃ終電解散なら、カラオケでフィニッシュか、、、と思いつつ部屋に到着。

男のメンバーが速攻でEDMのまま音を入力。

曲が流れると踊りだした。

この狭い密室をクラブにでもしようというのか。

ふむ。

俺はおもむろにショット6人分を注文。

とことんいってやろうじゃないか。

いきなり運ばれてきたショットに嫌がる子はいたが、クラブのような雰囲気に飲まれたのかみんなで乾杯。

飲み干したと同時に追加のショットを注文。

こんな感じで、2次会でも勢い衰えることなく、酒量を上げた。

時間にして11時45分。

そろそろ誰かが終電を気にしだす時間か・・・

・・・

・・・

だれもなにも言わない・・・

相変わらず爆音で流れるEDMにお酒を煽りながら、時間間隔があるやつなんて一人もいなかった。

俺を除いては。。。

経験上こんな感じで盛り上がるとNext actionに移るのが難しい。

朝まで時間がある場合はだいたい、カラオケが終わって朝5時頃から持ち帰れる可能性が高いが、まだ12時前後なのであと数時間はしばらくこの状態でかわらないだろう。

そう判断した俺は午前1時頃に帰ろうと心に決めた。

午前1時になるまでには、みんな酔っ払っていて、そこら中で誰彼かまわずキスを交わしている、クラブでよくある光景となっていた。

こりゃオールできんなら100パーうてたな・・・

そう思いつつ帰ることをみんなに告げると・・・

『はあ!?ノリわるーい!!』

『明日なんてみんな仕事あるよー!!』

と、帰してくれない。

いつもならこんなこと言われても強硬して帰るが、この日はこの空気を壊すなという目で俺を見ている男性陣の目があったため、渋々もう少し残ることにした。

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それからの俺は少しでも帰りやすくなるように、この場の破壊工作を試みた。

気付かれないように・・・

方法は条件が整えば簡単だ。

条件とは俺の事を女性陣の中のシルバーバック(ボス的存在)が気に入っている事。

この日はシルバーバックがやたらキスを求めてくるので、俺に気があることは確定的に明らかだった。

ただ、シルバーバックというだけあって、性格も強め。

俺は性格が強めな女性はダメである。

強めに来られると引いてしまう。

だが、コンパをぶち壊したいときはこのシルバーバックに気に入られている事はアドバンテージである。

シルバーバックの機嫌を損ねることをすれば、途端に雰囲気が女の子全体に伝わり、場の空気は白けていく。

いつもは戦場を上手く立ち回るために、シルバーバックの機嫌を伺いつつ空気をつくっていくのが必勝法だが、その逆をすればよいのである。

俺がやったことは下記。

まずは女性陣の幹事に誰が気に入っているか聴く。

俺:『ねえ、今日気に入った人いた?』

女性幹事:『えー○○(俺の名前)くんはー?』

掛かった。

俺:『△△ちゃんかなー』

と、俺の事を好みだと思っているだろうシルバーバックとあえて別の子を気に入っていると伝えた。

びっくりした表情の幹事。

そりゃそうだ。

あんだけシルバーバックとキスをしておいて、違う子が気になっているといっているのだから。

女性幹事:『え・・そうなんだ・・・大丈夫だと思うよ!いけるよ!』

その場を取り繕うような返事をする女性幹事。

あとは女性幹事から、シルバーバックに俺の言った情報をインプットしてもらうだけだ。

トイレでも行ってくるか。

その間に伝えておいてくれればいいが。。

トイレに着くや否や、トイレで思いっきり吐く俺。

やっぱり酒弱くなったなと思って、部屋に戻る。

女性幹事がシルバーバックに伝えてくれたかはわからないが、とりあえず俺が気に入ったといった子といきなり唇を交わす。

見せつけるようにやる。

シルバーバックはこちらを見てる。

そのあとはわかりやすいくらいにシルバーバックのテンションは下がっていった。

ものの20分もしないうちに。

シルバーバック:『私、明日仕事あるしそろそろ帰るわ』

計算通りすぎる。

天才か俺は。

しかし、ここで一緒に帰っては、このまま二人で朝までコースとなる可能性がある。

俺はシルバーバックが帰ることに同調するような発言をして、帰宅させる空気を作り出す。

そして、シルバーバックが消え、男3女2の歪な人数比となったため、俺は男性陣にも迷惑をかけることなく帰宅に成功。

結果的にはノーDone(ダン)でフィニッシュ。

たまにはこんな日もある。

というか、いけたのにいかなかったわけだから試合に勝って、勝負に負けたという感覚か。

まあ、どうでもいいが。

後日談だが、俺が気に入ったとブラフをかました子は男性幹事が持って帰ってDoneしたらしい。

誰でもよかったということだろう笑

これが東京の夜。

今日もどこかで狂宴の夜が繰り広げられる。

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